JIS C 1502（指示騒音計）で測定した聴覚補正済みの音圧レベルであり、ASA Z 243-1944にほぼ相当する測定値で単位はホン、またはdBで表わす。騒音計の規格に定められた聴感補正回路A、B、Cのうち使用した回路名をかっこ内に付記するのが正式な表記法である。計量法でいう騒音レベルはホン（A）のことであり、騒音規制法でも騒音レベルはA特性で測ることになっているので、騒音レベルが何ホンまたは何dBという場合、Aは省略してもさしつかえない。B、Cの場合は省略してはならない。騒音レベルの定義は次式で表わされる。SL＝20 log10（Pn/Po）（dB）　ここに、Pn＝2X10-5N/㎡、Pn＝聴感補正回路A、B、C特性で補正した音圧実効値（N/㎡）