鉛直方向荷重Pvと水平方向荷重Phとの比、λ=Ph/Pvをいう。鉛直方向荷重が土被り荷重圧のみによるとき、弾性地盤を仮定すると、地盤のポアソン比νを用いてλ=ν/（1一ν）で求められる。実態としてたとえばシールドトンネルの水平土圧の算定においては、側方土圧係数は地質や施工条件に応じ主働土圧係数から受働土圧係数の範囲で選定されている。そして、側方の抵抗土圧が期待できる場合には、主働土圧係数をあてるかあるいは、静止土圧係数を多少割引きしたものを用いている。